Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴から使い方まで徹底解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴から使い方まで徹底解説

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">Uniswap初心者</span></strong>
Uniswap初心者

Uniswapってよく聞くけど、どんなサービスで、どうやって使うの?

Uniswapについて、まるっとわかりやすく教えてほしいな。

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

よし、今回はUniswapについて解説するぞ。

この記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、日本語での情報がほとんどない2020年からUniswapを利用し、9月にはエアドロップを経験して当時120万円ほどの利益を得ています。
その経験をもとに、初心者向けにUniswapの概要、特徴から始め方まで詳しく解説していきます。

世界No.1の取引所

Uniswap(ユニスワップ)とは?

Uniswap(ユニスワップ)とは?

Uniswap(ユニスワップ)は、世界トップクラスDEX(分散型取引所)の1つ。

>>【初心者向け】DEX(分散型取引所)とは?【始め方まで徹底解説】

DEXとはブロックチェーン上に構築された、特定の管理者がいない仮想通貨取引所のことをいいます。

対応チェーンイーサリアム
(ポリゴン・オプティミズム・アービトラム・セロ)
設立日2018年11月2日
ユーザー数390万人
取り扱い通貨数499(1,129種のペア)
預かり資産(TVL)$5.29 Billion(約7,500億円)
日本語対応

イーサリアムを基盤に、シンプルなインターフェイスで多くのユーザーが利用しているため、流動性が非常に高いのが特徴です。

また取り扱う仮想通貨ペアも1,000種類以上なので、DeFiの入口としてUniswapを経験するという人が多いです。

>>【初心者向け】DeFiとは?【始め方まで詳しく解説】

Uniswap(ユニスワップ)の特徴

Uniswap(ユニスワップ)の特徴

Uniswapの大きな特徴は以下の3つ。

  • 世界初のAMM型のDEX
  • ガバナンストークンUNIを発行
  • 流動性の提供で報酬を貰える

世界初のAMM型のDEX

Uniswapは世界初のAMM型の取引所で、ユーザー同士がウォレットを介して直接仮想通貨を交換できるのが特徴です。

取引の価格は独自のアルゴリズムに従い、自動で最適な流動性のバランスを調整。

また管理者を置かずに仲介プロセスを排除することで、人為的なミスやエラーを避け、ムダな手数料を省くことができるというメリットがあります。

AMMの詳しい仕組みは、以下の記事にて解説しています。

>>【初心者向け】DEX(分散型取引所)とは?【始め方まで徹底解説】

ガバナンストークンUNIを発行

Uniswapではガバナンストークンである「UNI」を発行しています。

ティッカーUNI
時価総額$4.7 Billion(約6,800億円)
時価総額ランキング19位
取り扱い取引所Binance, Coinbase, KuCoin
発行枚数上限10億枚
出典:coinmarketcap.com 2022/9/14 時点

UNIの保有者は、Uniswapプロジェクトの運営方針や新機能の提案などの決定に影響を及ぼすことができます。

UNIの発行上限は10億枚に設定されていて、4年かけて以下のように分配されます。

UNI分配スケジュール
出典:uniswap.org

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

2020年のエアドロップでは、1ユーザーあたり400UNIが配られたんだ。

流動性の提供で報酬を貰える

Uniswapでは、流動性プールに自分が持っている仮想通貨のペアをロックすることで報酬を得られる仕組みが備わっています。

Uniswap流動性プール
出典:uniswap.org

これにより、Uniswapはマーケットの流動性を確保でき、ユーザーは利息を得ることができるのでWin-Winのシステムを作り出しています。

DeFiの世界では、年利10%以上というのは割と当たり前なので、下手にトレードしまくるよりUniswapのプールに預けたほうが資金効率がいいことも多いです。

>>【初心者向け】DeFiとは?【始め方まで詳しく解説】

こうした理由から、安定的に流動性が提供され、世界でトップの預かり資産額をキープし、多くのユーザーを惹きつけているということになります。

Uniswap(ユニスワップ)の始め方

Uniswap(ユニスワップ)の始め方

Uniswapの始め方は、以下の5ステップです。

  1. Binanceで口座開設
  2. BinanceでETH(イーサリアム)を購入
  3. Metamaskをインストール
  4. Metamaskに送金
  5. MetamaskとUniswapを接続

少し手順が多いですが、順番に解説していくので安心してください。

① Binanceで口座開設

Uniswapを始めるには、仮想通貨取引所の口座が必要になります。

というのも、Uniswapの取引にはイーサリアム(ETH)が必要になるからです。

取引所は複数ありますが、国内取引所よりも手数料が抑えられるBinanceをおすすめします。

世界No.1の取引所で、使いやすさ・安全性ともにトップクラスですし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと登録しておきましょう。

>> Binanceで口座開設をする

② BinanceでETH(イーサリアム)を購入

Binanceで口座を開設できたらイーサリアム(ETH)を購入します。

Binance ETH購入

Binanceの詳しい使い方は、以下の記事を参考にどうぞ。

>>【徹底ガイド】Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?

③ MetaMaskをインストール

DeFiサービスを利用するには、仮想通貨のウォレットが必須。

その中でも、イーサリアム系のウォレットMetaMaskがおすすめです。

MetaMaskの導入がまだの方は、以下の記事を参考にインストールしてみてください。

>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】

④ MetaMaskに送金

MetaMaskをインストールしたら、Uniswapの取引に必要なイーサリアム(ETH)を送金します。

Binanceで購入したETHをMetaMaskに送金しておきましょう。

MetaMaskへの入金方法は以下の記事を参考にしてください。

>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】

⑤ MetaMaskとUniswapを接続

最後にUniswapの公式サイトにアクセス。

[Connect Wallet]をクリックし、[MetaMask]を選択すればUniswapへの接続完了となります。

⑤ MetaMaskとUniswapを接続

あとはスワップで好きな仮想通貨に交換したり、流動性プールに仮想通貨を預けて利息をもらうなどしてDeFiを体感してみましょう!

Uniswap(ユニスワップ)の将来性

Uniswap(ユニスワップ)の将来性

それでは、Uniswapの将来性や今後の展開についてまとめていきます。

  • DeFiマーケットの拡大
  • Uniswap財団の設立
  • イーサリアムチェーンのアップデート

DeFiマーケットの拡大

DeFi市場は2020年を皮切りに右肩上がりで拡大しています。

DeFi市場の拡大
出典:consensys.net

銀行や金融サービスにアクセスできない人でもオープンな市場であることから、今後も世界中でユーザーが増え続ける期待がされています。

その中でも老舗のUniswapはすでに圧倒的なポジションを築いており、DeFiサービスの入口として大きな役割を果たすでしょう。

Uniswap財団の設立

Uniswapは、今後の開発とサービス発展のための財団「Uniswap Foundation」の設立を投票によって決定。

これまではプロジェクトの意思決定を調整する組織がないために、運営に摩擦が生じていました。

今後は、この財団が調整役となり開発者やUniswap経済圏の拡大に資金を投入しやすくなるため、さらなるスケールアップが期待できます。

イーサリアムチェーンのアップデート

Uniswapのメインチェーンとなっているイーサリアムは、今後大きなアップデートが予定されています。

現在のイーサリアムは「拡張性」の問題を抱えており、ガス代の高騰や処理速度の遅れがたびたび話題になります。

Uniswapもポリゴンなど複数のレイヤー2に対応していますが、やはり圧倒的なユーザー数を誇るイーサリアムの改善に期待したいところ。

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

レイヤー2はブロックチェーンの外で処理する技術のことなんだ。

イーサリアムのアップデートはもちろん、「Uniswap V4」の開発も進められており、さらなる利便性の向上が期待できます。

Uniswap(ユニスワップ)についてよくある質問

Uniswap(ユニスワップ)についてよくある質問

最後にUniswapに関するよくある質問に答えます。

  • Uniswapのトークンはどの取引所で買える?
  • Uniswapを利用するリスクはどうなの?
  • Uniswapの利益は税金がかかるの?

Uniswapのトークンはどの取引所で買える?

Uniswapのガバナンストークン(UNI)は、日本国内の取引所では取り扱いがありません。

海外取引所のBinanceなどで直接購入するか、Uniswapでスワップをする必要があります。

仮想通貨投資の幅を広げるために、国内取引所だけでなく、600種類以上の銘柄を取り扱っているBinanceで口座開設をしておきましょう。

>> Binanceで口座開設をする

Uniswapを利用するリスクはどうなの?

UniswapのようなDeFiサービスには以下のようなリスクが考えられます。

  • トラブルは自己責任
  • ガス代が高くなることがある
  • 取引が成立しにくい場合がある

UniswapのようなDEXは特定の運営主体がいるわけではないので、ハッキングや操作ミスで資産を失ったとしてもすべて自己責任となってしまいます。

また、取引が活発な時間帯によってはイーサリアムのガス代(取引手数料)の高騰で、予定外の手数料を払う可能性が出てきます。

逆に、取引が活発でないタイミングだと流動性が減り、希望の価格での取引が成立しないことも頭にいれておきましょう。

Uniswapの利益は税金がかかるの?

結論、Uniswapなどの海外取引所を利用しても、利益が出れば所得税などの税金が課されます。

所得税法では、日本に住所がある場合、国内・国外を問わず生じた所得(利益)すべてが税金の対象になることが規定されています。

確定申告が必要になってくるので、仮想通貨に詳しい税理士など専門家に相談しましょう。

まとめ

ということで、この記事ではDeFiの代表的なサービス「Uniswap(ユニスワップ)」について、特徴から始め方までまるっと解説してきました。

Uniswapは既に多くユーザーを抱えており、DEXでは1、2を争うポジションを築いています。

それゆえに、ガバナンストークンであるUNIも安定して需要があるため、今後も値上がりが期待できるはずです。

今のうちにUniswapに触れておくことで、数年後の先行者利益を得やすくなります。

Web3の流れに乗り遅れないためにも、仮想通貨取引所の口座開設を済ませておきましょう。

おすすめの取引所は最短5分で口座開設ができる世界No.1のBinanceです。

口座開設はもちろん無料なので、今すぐ口座を開設して取引をスタートしてみましょう。

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