
【ゲームを遊んで稼ぐ】Play to Earn(P2E)とは?【究極ガイド】

Play to Earnについて詳しく知りたい。
なんでゲームで稼げるの?どうやって始めるの?

よし、今日はPlay to Earnについて解説するぞ!
「ゲームを遊びながら生活ができたらいいな」そんな夢のような世界が、ブロックチェーン技術のおかげで現実になりつつあります。
とはいえ、ブロックチェーンというワードが出てくると難しそうと敬遠する人も多いはず。
ということで、この記事では、これからPlay to Earnを始めたいという方向けに、Play to Earnの基本情報から稼ぎ方、始め方までまるっと理解できるように解説していきます。
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もくじ
Play to Earn(P2E)とは?

Play to Earn(プレイ・トゥ・アーン)とは「ゲームを遊んで仮想通貨を稼ぐ」、ブロックチェーンゲームのことをいいます。
さまざまな呼び方がありますが、基本的にはどれもPlay to Earnと同じ意味だと考えてOKです。
- P2E:Play to Earnの省略形
- GameFi:ゲームとDeFi(分散型金融)を合わせた造語
- NFTゲーム:Play to EarnはNFTを買うことでプレイができるゲームのため
- ブロックチェーンゲーム:Play to Earnはブロックチェーンの上に構築されるゲームのため
Play to Earnは誰が作った?
世界で初めてのPlay to Earnゲームは、2017年にカナダのDapper Labs社(ダッパーラボ)が開発した「CryptoKitties(クリプトキティズ)」と言われています。

NFT化されたかわいらしい猫のキャラクターを購入し、育成、配合しながら猫を集めるというシンプルなコレクションゲーム。
レア度が高い品種や遺伝を持つ猫ほど高く売ることができ、一番高いもので約1.5億円で取引されたケースもあります。
Play to Earnはなぜ注目されている?
Play to Earnが世界中で注目されたきっかけは、2020年のAxie Infinityのブーム。
フィリピンをはじめとする新興国で、コロナの影響で職を失った人たちがAxieをプレイして生活費を稼いでいるとニュース取り上げられました。
そこから一気に火がつき、世界中にユーザーが急増。
フィリピンでは、Axieで稼いだお金で家を買ったなんて強者が出てきたこともありました。

当時フィリピンに住んでいたが、誰もがAxieに夢中だったぞ。
Play to Earnの特徴とは?

Play to Earnゲームの特徴は、ざっくりと以下の3つで構成されているゲームのことを言います。
- トークノミクス
- NFT化されたゲーム内資産
- 分散化された運営体制
トークノミクス
Play to Earnでは、ゲームをプレイすることで報酬をトークン(仮想通貨)という形で受け取ることができます。
そして、稼いだトークンやNFTを売却することで、収益を出すことが可能になります。
つまり、取引所やゲーム内で資産の売買がされることで、実際のお金も動くため、1つの「経済圏」を作り出しているというのが特徴になります。
ちなみにPlay to Earnでは、以下の2つのトークンがよく出てくるので、覚えておきましょう。
- ガバナンストークン:保有数に応じて運営や開発に関する方針を投票できる通貨
- ユーティリティトークン:ゲーム内での何らかの機能や実用性を持った通貨
NFT化されたゲーム内資産
Play to Earnゲームに登場するキャラクターやアイテムは、すべてNFT化されているのが特徴です。
そのため、参加するためにNFT購入のための初期投資が必要になるものが多いです。
通常のゲームであれば、どれだけ課金をしてもゲームの配信が終了になった時点ですべてが水の泡となりますよね。
一方、NFT化されたゲームでは、ゲーム内資産のデータは残り続け、所有権を持ち続けることができる仕組みになっています。
>>【初心者向け】NFTとは?【始め方までわかりやすく解説】
分散化された運営体制
既存のゲームでは、ゲームの運営会社がユーザーの情報を管理し、すべての仕組みを決めていました。
一方のPlay to Earnゲームでは、ウォレットを繋いだ個人間の取引が基本になるため、ユーザー自身がデータを持つことになります。
さらに、ガバナンストークンを持つユーザーやコミュニティが投票することで、ゲームの将来に関する運営に関与することができるというのも大きな特徴です。
Play to Earnでできる3つの稼ぎ方

Play to Earnでは、さまざまな稼ぎ方がありますが、ここでは3つに絞ってます。
- ゲームをプレイして稼ぐ
- ゲーム内資産を売買して稼ぐ
- スカラシップで稼ぐ
ゲームをプレイして稼ぐ
まずは王道の自分でゲームプレイをして稼ぐパターンです。
稼いだトークンを仮想通貨取引所で売って現金化することで、生活している人も増え始めています。
ただし、生活するレベルで稼ぐには、相当な時間とコストをかける必要があるため、楽に稼げるというものではありません。

フィリピンではPlay to Earnで稼いで家を買った強者もいるぞ。
ゲーム内資産を売買して稼ぐ
Play to Earnに登場するゲーム内キャラクターやアイテムなどはNFT化されており、マーケットプレイスにて売買できます。
ゲームによって仕組みは異なりますが、大体以下の2パターンが多いです。
- NFT同士を配合して新しいNFTを生み出す
- 自分でNFTアイテムやキャラを作成する
レア度が高いものほど、高い価格で売ることができるので、クリエイターや一般のゲームプレイヤーでも一攫千金のチャンスがあります。

世界最高額は1体の販売で約1億円らしい。
スカラシップで稼ぐ
Play to Earnの稼ぎ方の最大の特徴は、スカラシップ(NFTの貸し出し制度)。
ゲームを始めるためのNFTを買うお金がない人のために設計され、両者のニーズをうまくマッチさせた資本主義的なシステム。
- オーナー:NFTを持っているがゲームで遊ぶ時間がない
- スカラー:ゲームを遊ぶ時間があるがお金がない
稼ぐ手段として手間がかからないのは、オーナーとして稼ぐ方法でしょう。
オーナーはNFTに出資してレンタルする代わりに、スカラーが稼いだ利益を折半することができます。

スカラーが月10万円ほど稼いでいる例もあるぞ。
おすすめのPlay to Earnゲーム4選

それでは、おすすめのPlay to Earnゲームを4つ紹介します。
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Splinterlands(スプリンターランド)
- Play Mining(プレイ・マイニング)
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)

Axie Infinityは、Play to Earnブームの先駆けとなったオンラインカードバトルゲーム。
ざっくりと「ポケモンカード」のようなゲームをイメージすると分かりやすいかもしれません。
Axie Infinityの特徴としては、
- プレイヤー同士のカードバトル(アリーナ)
- 与えられたミッションのクリア(アドベンチャー)
- NFT化されたLAND(土地)を所有・開発
オンラインでの対戦に勝ったり、ミッションをクリアすることによって、SLPという独自トークンをもらうことができます。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)

The Sandboxは、2022年後半に正式リリースが予定されているブロックチェーンゲーム。
ゲーム内では、ボクセルアートのアバターを操り、自由に探索しながら以下のようなことが楽しめます。
- NFT化されたLAND(土地)を所有・開発
- アイテムやキャラを作成
- 3Dゲームを作って楽しむ
The Sandboxはユーザー主導のゲームとなっているため、バトルやミッションはなく、稼ぎ方は自分次第。
自分のLAND上にミニゲームを公開して入場料を取ったり、NFTアイテムを売って独自トークンのSAND稼ぐなんてことができます。
Splinterlands(スプリンターランド)

Splinterlandsはプレイヤー同士で対戦するトレーディングカードゲームです。
ざっくりと「遊戯王」のようなカードゲームをイメージすると分かりやすいかもしれません。
Solinterlandsの特徴としては、
- プレイヤー同士でカードバトル
- 1回の対戦時間が短い
- 対戦ごとに違うルールが適用
サクサクと色々なルールで遊ぶことができるのでユーザーを飽きさせません。
プレイヤー同士の対戦に勝つと独自トークンのDECをもらえる仕組みになっています。
Play Mining(プレイ・マイニング)

Play Miningは「遊んで暮らそう」をコンセプトのPlay to Earn。
シンガポールで日本人経営のDigital Entertainment Asset社によって運営されており、Play Miningには複数のゲームタイトルが揃っています。
- Job Tribes:トレーディングカードゲーム
- Lucky Farmer:コインプッシャーゲーム
- Cookin’ Burger:シミュレーションゲーム
それぞれコンセプトが違いますが、どれも独自トークンのDEPを稼ぐことができるので、ユーザーを飽きさせません。
Play to Earnゲームの始め方

Play to Earnを始めるには、以下の3つのアイテムが必須となります。
- 暗号資産(仮想通貨)
- ウォレット
- NFT
暗号資産(仮想通貨)
Play to Earnでプレイするには、各ゲームで使われるブロックチェーンの基軸通貨となるトークン(仮想通貨)を持つ必要があります。
代表的な暗号資産としては、
- ETH(イーサリアム):Axie Infinity、The Sandbox、Play Miningなど
- MATIC(ポリゴン):Galaxy Fight Club、Aavegotchi、Decentral Gamesなど
- SOL(ソラナ):STEPN、Star Atlas、Genopetsなど
ETHは多くのPlay to Earnプロジェクトで採用されているチェーンですが、処理スピードやガス代(手数料)に難があります。
これらの問題を解決する取り入れられ始めているのが、ETHのレイヤー2と呼ばれるMATIC。
さらに手数料が安く、スピードも速いETHキラーとして採用が増えているのがSOL。
同じPlay to Earnでも複数のチェーンを採用するゲームも増えてきているので、それぞれの特徴や買い方は調べておきましょう。
>>【超初心者向け】仮想通貨投資の始め方ガイド【手順や注意点をわかりやすく解説】
>>【超初心者向け】仮想通貨取引所はどこがおすすめ?【徹底比較ガイド】
ウォレット
Play to Earnでは、ウォレットでログインするのがスタンダードになっています。

一番メジャーなMetaMask(メタマスク)をインストールしておくと始めやすいです。
ウォレットをダウンロードしたら、MetaMaskに仮想通貨を送って、好きなPlay to Earn
ゲームへログインしてみましょう。
>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】
NFT
最後に各Play to Earnで必要なNFTを購入しましょう。
以下のように、ゲームのコンセプトによって必要なNFTは異なります。
- Axie Infinity:3体のアクシーと呼ばれるモンスター
- The Sandbox:LANDと呼ばれる土地
- Splinterlands:スペルブックと呼ばれるカードパック
- Play Mining(Job Tribes):アミュレットと呼ばれるカード
無料で遊べるものもありますが、稼ぎたいのであればNFTへの投資は必須です。
それぞれのマーケットプレイスにウォレットを接続し、購入してみましょう。
>>【初心者向け】NFTとは?【始め方までわかりやすく解説】
Play to Earnについてよくある質問

最後に、Play to Earnについてよくある質問を3つ答えていきます。
- Play to Earnを始めるのに年齢制限はある?
- Play to Earnで稼いだ分は課税対象になる?
- Play to Earnはポンジスキーム?
Play to Earnを始めるのに年齢制限はある?
Play to Earnゲームで年齢制限を明確に設けているものありません。
ただし、Play to Earnを始めるのに必要な仮想通貨を購入する取引所では、年齢制限を設けている場合があります。
Play to Earnで稼いだ分は課税対象になる?
現状、日本の法律ではPlay to Earnで獲得した仮想通貨も課税対象となります。
獲得時点での円換算が必要なので、いつどれくらい稼いだのか記録をつけておくことで、確定申告はしやすくなるでしょう。
所得計算されるタイミングがかなり複雑なので、詳しくはNFTに詳しい税理士などの専門家に相談しましょう。
Play to Earnはポンジスキーム?
結論から言うと、Noです。※ Play to Earnのバズワードを利用してお金を稼ぐ業者は論外として。
ただし、トークンを使う仕組み上、新規プレイヤーが右肩下がりになるタイミングでは、稼ぎづらくなるのは間違いありません。
というのも、トークンの需要が減り価格が下がる一方で、取引所へのトークンの供給量は増えるからです。
なので、いかにトークノミクスを持続可能な仕組みにできるかが運営の腕の見せどころとも言えます。
プロジェクトを吟味し、始めるタイミングを間違えなければある程度稼ぐことはできるはずです。
まとめ
ということで、この記事ではPlay to Earnの特徴、始め方から稼ぐ方法まで解説してきました。
Play to Earnは、NFTとDeFiなどブロックチェーン技術の発達によって実現しています。
さらに、今後は1つのゲームという枠にとらわれず、複数のゲーム内で資産の移動ができるメタバース空間への進化が期待されています。
Play to Earnを始めるには暗号資産(仮想通貨)が必須となります。
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