
【初心者向け】メタバースとは何か?【始め方までわかりやすく解説】

最近メタバースってよく聞くけど、一体何なの?どうしてこんなに注目されているの?始め方まで体系的にまとめて学びたいな。

よし、今回はメタバースについて教えるぞ!
最近やたらとメタバースというキーワードを耳にする人も多いのではないでしょうか?
だけど、いまだに理解できずに、なんとなく難しそうだからと敬遠している人も多いはず。
この記事では、今からでも間に合うメタバースの基礎知識から始め方まで、初心者向けにわかりやすく解説します。
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メタバースとは?

メタバースとは、一言で言えば「インターネット上に構築される仮想空間」のこと。
ユーザーはアバターを介して、自分自身の化身を仮想空間に作り出し、その世界の中で自由に生活ができる世界のことを言います。
つまり、メタバースは現実世界に体を残しつつも、仮想空間で「あなた」が行動できるというわけです。

「仮想”現実”世界」とも言われるぞ。
メタバースは誰が考えた?
そもそもメタバースという言葉は、Meta(超)とUniverse(宇宙)を掛け合わせた造語。
SF作家のニール・スティーヴンスン氏が著書で記述した「仮想世界」が発祥となっています。

- ニール・スティーヴンスン
- アメリカの小説家、SF作家。
1992年に出版したSF作品「スノウ・クラッシュ」の中で、「メタバース」という世界観が登場。
彼の著書によると、メタバースは以下のように描かれています。
世界規模の光ファイバーネットワークとVR機器でアクセスできる仮想都市環境

今から30年も前にこの未来を想像できていたのは鳥肌モノだな。
ただ、本人はこれだけ高品質のVR/ARやゲームが広がることは予想していなかったと語っています。
メタバースが注目された理由
メタバースが注目されたのは、2021年10月にFacebook社が社名を「Meta」に変更したことが大きいでしょう。

CEOのマーク・ザッカーバーグは、次の事業の柱として数千億円単位でメタバース事業に投資することを明言しています。
Facebook上でアバターの作成を促したり、バーチャル会議サービスの「Horizeon Workrooms(ホライズン・ワークルームス」を準備。
着々とメタバースへの仕込みが進んでいることがわかりますね。
メタバースの7つの特徴

メタバース空間を構成する、7つの重要な特徴を解説していきます。

- 体験
- 発見
- クリエイターエコノミー
- 空間コンピューティング
- 非中央集権化
- 人間と機械の融合
- インフラ
体験
多くの人は、メタバースを3Dの仮想空間と表現しますが、必ずしも目に見える部分だけの話ではありません。
物理的な空間、距離や物体の非物質化も含まれるとされています。
例えば、家にいながら好きなアーティストのバーチャルライブを最前列で見る。
現実世界では、限られた人しか見れないものもメタバースなら無限に拡張できるという特徴があります。
発見
メタバース空間では、企業にとっても大きなチャンスです。
コミュニティが中心となる空間では、かつてないほど費用対効果の高いマーケティング活動ができるようになります。
さらに、リアルタイムであらゆるデータを取ることができるので、巨大な経済圏を作ることができるでしょう。
クリエイターエコノミー
メタバースの世界では、クリエイターが輝く世界になるでしょう。
例えば、ゲーム内のアバターやアイテムを作って販売することで生活を成り立たせることもできます。
メタバース空間を作る側だけなく、ユーザーも収益化する手段が出てくるので、これまでにない新しい職業やライフスタイルが構築されると考えられています。
空間コンピューティング
没入感の高い空間を設計するためには、画面とキーボードの境界を越えるシステムが必要になります。
例えば、3DエンジンのUnityやUnreal Engineのようなソフトウェア。
ポケモンGOでも使われたNiantic社のAR(拡張現実)。
音声やジェスチャー、健康状態などを計測するIoT機器などあらゆる技術が進化することで、バーチャルとは思えない空間体験ができるようになるでしょう。
非中央集権化
非中央集権化は、Meta社のような巨大な会社が進めるメタバースを真っ向から否定する考え方。
理想的なメタバースの構造は、ブロックチェーンのように分散された技術の上で、違うシステム同士でも互いに行き来できること。
DeFi(分散型金融)やNFTの登場で、すでにバーチャル上の資産にも価値をつけたり、所有権を証明できるようになっています。

特定の管理者が存在せず、多数決で意思決定がされるのが非中央集権なんだ。
人間と機械の融合
デバイスは徐々に小さくなり、人間の体の一部に近いレベルになる必要があります。
VR機器のMeta Questは、ゴーグルの形をしたスマホになっていき、数年後にはメガネほどの軽さのスマートグラスになるでしょう。
その先には、体に直接埋め込むタイプのセンサー式のデバイスまで極小化されるでしょう。
インフラ
究極的には、無限に拡張し続けるバーチャル空間を維持するネットワークやサーバーはカギを握ります。
5Gが普及することで、遅延や表示速度は劇的に改善し、6Gの時代ではほぼ違和感ないレベルに達すると言われています。
ただし、その技術に追いつくデバイス(スマートグラスやウェアラブル)などの小型で強力なハードウェアも同時に開発される必要があるとされています。
メタバースの将来性

メタバースはどんな将来について、さまざまな視点で考えていきましょう。
- 新たな経済圏
- デバイス・インフラの問題
新たな経済圏
メタバースは次の世代のインターネット、新たな経済圏として期待されています。
NFT技術の誕生によって、物理的に存在しないデジタル資産に価値をつけ、所有権を証明することができるようになりました。
例えば、メタバース空間の土地や不動産はすでに億を越える金額で取引されています。
多くの人が集まれば、新たなビジネスが生まれ、商品の販売、広告が生まれるのは自然な流れですよね。
もはや、メタバースはもう一つの現実世界といえる空間となり、当たり前のように経済活動が行われることになるでしょう。
デバイス・インフラの問題
一方で、先述の通り、デバイスの普及やインフラ面にはまだまだ課題があります。
VRグラスのサイズはまだまだ大きく、一般に広く普及しているとは言えません。
また、際限なくバーチャル空間を表示するには、現代の一般的なPCやスマホではスペックが不十分。
デバイスが普及しなければ、メタバースに人は集まらず、経済圏とは程遠い空間になってしまいます。

スマホ並みに一般に普及することが必要だね。
メタバースを代表するサービス

メタバースの代表的なサービスを3つ紹介していきます。
- Decentraland(ディセントラランド)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
Decentraland(ディセントラランド)

Decentralandは、2020年にリリースされたブロックチェーンゲーム。
ゲーム内では、ポリゴン風のアバターを操り、自由に探索しながら以下のようなことが楽しめます。
- NFT化されたLAND(土地)を所有・開発
- アイテムやキャラを作成
- 3Dゲームを作って楽しむ
Decentralandの大きな特徴は、コミュニティによって運営されているため、特定の管理者がいない点。
それゆえに開発チーム主導ではなく、ゲームの参加者全員で世界観を作っていくという楽しさがあります。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)

The Sandboxは、2022年後半に正式リリースが予定されているブロックチェーンゲーム。
ゲーム内では、ボクセルアートのアバターを操り、自由に探索しながら以下のようなことが楽しめます。
- NFT化されたLAND(土地)を所有・開発
- アイテムやキャラを作成
- 3Dゲームを作って楽しむ
The Sandboxの大きな特徴は、ゲーム空間内で遊べるミニゲームやアイテム・キャラクターを作るソフトウェアを提供しすべてNFT化できるということ。
誰でも簡単にゲームやアイテムを作って、販売し稼ぐことができます。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)

Axie Infinityは、Play to Earn(ゲームを遊びながら稼ぐ)のブロックチェーンゲームのパイオニア。
ポケモンのようなNFTキャラを3体購入することで、ゲームをスタートすることができます。
主な遊び方としては、以下の通り。
- オンラインでのカードバトル(アリーナ)
- 与えられたミッションのクリア(アドベンチャー)
- NFT化されたLAND(土地)を所有・開発
戦いに勝つことによって、SLPという仮想通貨をもらうことができ、実際に換金することもできます。
また、スカラシップというシステムでは、自分がプレイせずとも他のプレイヤーにNFTを貸してあげることで、利益の折半をすることもできます。

メタバースで本当に稼いでいる人はいるの?

フィリピンではAxieで稼いで家を買った強者までいるんだ。
メタバースの始め方

メタバースの始め方ですが、以下の3ステップで解説します。
- 仮想通貨取引所で口座を開設
- 遊びたいメタバース空間を選ぶ
- ウォレットをインストール
仮想通貨取引所で口座を開設
まずは、仮想通貨取引所での口座開設をしましょう。
メタバース関連の仮想通貨を買うには、国内取引所と海外取引所どちらの口座も必要となります。
- 国内取引所:コインチェック、GMOコインなど
- 海外取引所:Binance、Bybitなど
というのも、国内取引所ではメタバース通貨を取り扱っていないからです。
コインチェックなど日本円で取引できる取引所でETHを購入後、海外取引所のBinanceでメタバース通貨に交換しましょう。
まずは、国内の大手取引所で仮想通貨の取引に慣れておきましょう。
>>【超初心者向け】仮想通貨取引所はどこがおすすめ?【徹底比較ガイド】
>>【初心者向け】海外仮想通貨取引所のおすすめトップ5ランキング【徹底比較!】
遊びたいメタバース空間を選ぶ
遊びたいメタバースを選びましょう。
どのゲームで遊ぶかによって、ゲーム内で使われる通貨は変わってきます。
- Decentraland:MANA
- The Sandbox:SAND
- Axie Infiity:AXS、ETH
どれもETH(イーサリアム)ベースの通貨なので、まずはETHを持っておくと始めやすいです。
ウォレットをインストール
メタバースなどWeb3系のサービスでは、パスワード入力の代わりにウォレットをつなぐのが当たり前になっています。

まずは、最も一般的なMetaMaskをインストールして、購入した通貨を移しておきましょう。
>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】

あとは好きなメタバースで遊ぶだけだ!

これだけなら誰でもメタバースデビューできそうだね!
まとめ
ということで、この記事ではメタバースの定義、特徴から始め方まで解説してきました。
メタバースは実際にやってみないとわからないことも多いです。
この記事を参考にチャレンジしつつ、いち早く体感してみるのがおすすめです。
メタバースの世界では暗号資産(仮想通貨)は必須となります。
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口座開設は無料なので、まずはコインチェックで口座開設を済ませて、メタバース銘柄を購入してみましょう。
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