
【NFT売買で報酬GET】LooksRare(ルックスレア)とは?特徴から始め方まで解説

NFTマーケットプレイスで最近よく聞くLooksRareって何?
どんな特徴があって、どんなNFTが買えるの?

よし、今回はLooksRareについて解説するぞ!
この記事の信頼性
この記事を書いている編集長は、実際にNFTアートを購入し、仮想通貨関連のブログで月50万円ほどの利益を得ています。その経験をもとに、初心者向けにLooksRareの概要、特徴から始め方まで詳しく解説していきます。
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もくじ
LooksRare(ルックスレア)とは?

LooksRare(ルックスレア)は、イーサリアムを基盤としたNFTマーケットプレイス。
対応チェーン | イーサリアム |
設立日 | 2022年1月 |
ユーザー数 | 10万人以上 |
取り扱いNFTコレクション数 | 1万点以上 |
累計取引高 | $1.62 Billion(約2,370億円) |
日本語対応 | × |
コミュニティファーストをコンセプトにしており、OpenSeaからユーザーを奪い取る「ヴァンパイア攻撃」を戦略にユーザー数を伸ばしました。
- ヴァンパイア攻撃とは?
- オープンソースコードをコピーして機能を丸パクリし、その代わりユーザーに何かしらのインセンティブをつけることで、コピー元のユーザーや流動性を奪い取る攻撃。
具体的には、2021年6〜12月の間にOpenSeaで3ETH以上の取引がある人に対して、独自トークン「LOOKS」をエアドロップで配布。
その成果もあり、初日から1億ドル(約150億円)の取引高を記録、多くの新規ユーザーがLooksRareへ流れ、200万ドル(約3億円)の手数料収入が発生しました。
LooksRareは誰が運営している?
LooksRareは、匿名のZodd(ゾッド)氏 and Guts(ガッツ)氏の2名によって2022年1月にリリース。
OpenSeaに代わるマーケットプレイスとして、NFTの愛好家にインセンティブを与えることを目的に設立されました。
ゾッド氏はエンジニアではないことを公言しているので、開発の中心はガッツ氏ということが推測できます。
LooksRare(ルックスレア)の特徴

LooksRareの大きな特徴は以下の3つ。
- NFTの売買で報酬がもらえる
- ユーティリティトークンLOOKSを発行
- ETHとWETHを取り扱い
NFTの売買で報酬がもらえる
LooksRareの最大の特徴は、NFTを売買することによってもらえるトークンでの報酬。
NFTを販売した人と購入した人の両方に、報酬としてLOOKSトークンを付与される仕組みになっています。
ただし、どんな取引でももらえるというわけではなく、累計取引量が1,000ETHを超えるコレクション売買のみに限定されています。

2022年10月時点で、49銘柄のみが対象になっているぞ。
ユーティリティトークンLOOKSを発行
LooksRareではユーティリティトークンである「LOOKS」を発行しています。
ティッカー | LOOKS |
時価総額 | $90 Million(約130億円) |
時価総額ランキング | 249位 |
取り扱い取引所 | KuCoin、OKX、Gate.io |
発行枚数上限 | 10億枚 |
LOOKSの発行上限は10億枚に設定されていて、2024年1月にすべてのトークンが発行される予定です。

LooksRareの取引手数料は、100%がLOOKSをステーキングしているユーザーに再配布され、報酬として配られる仕組みになっています。

ステーキングすればLOOKSをさらに増やすことができるんだ。
ETHとWETHを取り扱い
LooksRareでは、取引形式によって2つの通貨を使い分けする必要があります。
- ETH(イーサリアム):固定価格でのNFT購入
- WETH(ラップドイーサ):固定価格でNFTを購入する、オークション形式の購入、コレクション全体をオファー
つまり、固定価格でのNFT購入にはETHが使えるが、オークション形式での購入には、WETHが必要ということです。
- WETHとは?
- WETH(ラップドイーサ)は、ERC20に準拠したトークンで、1ETH=1WETHとなる。異なるブロックチェーン間の架け橋となるもので、ゲームセンターでお金をゲーム専用コインに両替するイメージ。
LooksRare(ルックスレア)で人気のNFTコレクション

それでは、LooksRareで人気のあるNFTを3つピックアップして紹介します。
- Terraforms by Mathcastles(テラフォームズ)
- Meebits(ミービッツ)
- dotdotdot(ドットドットドット)
Terraforms by Mathcastles(テラフォームズ)

Terraforms(テラフォームズ)は動的で壮大なオンチェーン3Dアート。
11,000点に限定された作品は、すべて20階建てのTerraforms上の土地の1区画となっており、将来的にはメタバース空間の一部としても期待されています。
LooksRare上でのTerraformsの累計取引高は430万ETH(約8,000億円)を超えており、ダントツ1位の座を維持し続けています。
Meebits(ミービッツ)

Meebits(ミービッツ)は、3Dボクセルアートで作られたNFTアバター。
作品数は2万点に制限されており、あのCryptoPunks(クリプトパンクス)を手かげたチームがデザインをしたことで人気を集めました。
LooksRare上でのMeebitsの累計取引高は300万ETH(約6,000億円)となっており、ダントツ2位にランクインしています。
dotdotdot(ドットドットドット)

dotdotdot(ドットドットドット)は、カルト的で奇妙なキャラクターをコンセプトにしたNFTコレクション。
作品数は1万点に制限されており、最も高いものは58ETH(約1,000万円)で売りに出されています。
LooksRare上でのdotdotdotの累計取引高は96万ETH(約1,800億円)を超えており、人気コレクションとして注目を集めています。
LooksRare(ルックスレア)の始め方

LooksRareの始め方は、以下の5ステップです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックでETHを購入
- MetaMaskをインストール
- MetaMaskへETHを送金
- MetaMaskとLooksRareを接続
① コインチェックで口座開設
LooksRareを始めるには、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
というのも、NFTの取引にはETHなどの仮想通貨が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、国内取引所でも人気の高いコインチェックをおすすめします。
アプリの使いやすさ・知名度ともにトップクラスですし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと登録しておきましょう。
>>【初心者向け】Coincheck(コインチェック)の口座開設方法とは?
② コインチェックでETHを購入
コインチェックで口座を開設できたらイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
サクッと買いたい場合は販売所で[ETH]を選択し、[数量]を入力後、[購入する]をクリックするだけでOKです。

日本円で仮想通貨を購入することができるので、初心者でも気軽にチャレンジできますよ。
>>【初心者向け】Coincheck(コインチェック)の口座開設方法とは?
③ MetaMaskをインストール
NFTサービスを利用するには、仮想通貨のウォレットが必須。
その中でも、イーサリアム系のウォレットMetaMaskがおすすめです。
MetaMaskの導入がまだの方は、以下の記事を参考にインストールしてみてください。
>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】
④ MetaMaskへETHを送金
MetaMaskをインストールしたら、LooksRareの取引に必要なイーサリアム(ETH)を送金します。
コインチェックで購入したETHをMetaMaskに送金しておきましょう。
MetaMaskへの入金方法は以下の記事を参考にしてください。
>>【究極ガイド】MetaMaskとは?設定から使い方まで徹底解説!【Web3へのパスポート】
⑤ MetaMaskとLooksRareを接続
最後にLooksRareの公式サイトにアクセス。

右上のお財布アイコンをクリックし、[MetaMask]を選択すればLooksRareへの接続完了となります。

ここまで来たら、あとは好きなNFTコレクションを見つけて購入するだけです。
WETHの購入方法
ちなみにLooksRareでオークションに参加する場合、WETHの購入が必要になります。
ここでは、一番簡単なWETHへの変換方法を解説します。
まずは、MetaMaskを開いて[Swap]をクリック。

[Swap from ETH]⇆[Swap to WETH]を選択、数量を入力して[Review Order]をクリックすればWETHへの変換は完了です。
※ガス代用のETHは残しておきましょう。

これにて、WETHを使ってLooksRareでのオークションにも参加することができます。
LooksRare(ルックスレア)の将来性

それでは、LooksRareの将来性や今後の展開についてまとめていきます。
- NFTマーケットの拡大
- NFT取り扱い数の拡大
- LooksRare vs OpenSea
NFTマーケットの拡大
NFT市場は2020年を皮切りに右肩上がりで拡大しています。

現在はPFP(プロフィール画像)が中心のNFTマーケットですが、今後はゲーム内アセットなどより実用的なNFTがシェアを伸ばすと考えられます。
NFT取り扱い数の拡大
LooksRareは、OpenSeaが独走するNFTマーケットプレイス界のチャレンジャーという立場ですが、取り扱いNFT数ではまだまだ大きな差があります。
この差を埋めようと、2022年10月より「リスティングリワード」がスタートしました。
LooksRareが認証するNFTコレクションを出品した場合には、出品者にLOOKSトークンを報酬として配るとのことです。
これにより、出品者はLooksRareでNFTを出品するメリットが増えるため、作品数の増加が見込め、より取引が活発になることが期待されています。
LooksRare vs OpenSea
現状、LooksRareとOpenSeaには、30倍ほどの取引量の差があります。
とはいえ、まだまだNFTは新興市場でアーリーアダプターのみが参加しているのが実態。
むしろOpenSeaによって、NFTを買うユーザーが増えれば増えるほど、より良いサービスを求めてLooksRareのようなプラットフォームに移行するユーザーは増えるでしょう。
中央集権型でリードするOpenSeaと、コミュニティ中心のLooksRareのどちらがNFT市場を取るのか、引き続き注視していきたいですね。
LooksRare(ルックスレア)についてよくある質問

最後にLooksRareに関するよくある質問に答えます。
- LooksRareにおけるNFTの取引手数料は?
- LooksRareで購入したNFTはどこで見れる?
- LooksRareでクリエイターとしてNFTを出品するには?
LooksRareにおけるNFTの取引手数料は?
LooksRareではすべての取引において2.0%の手数料を徴収します。
OpenSeaが2.5%なので、0.5%安い手数料となっています。
また、それとは別にイーサリアムのガス代(ネットワーク手数料)がかかってきます。
イーサリアムのガス代は、時間帯によって変動するのでEtherscanで随時確認するのがおすすめです。
LooksRareで購入したNFTはどこで見れる?
LooksRareでNFTの購入が成立すると、プロフィールページの[MyItems]とMetaMaskのアプリ版の[NFTs]のタブにNFTが反映されます。
PC版のMetaMaskのデフォルト状態では、NFTの確認はできないので注意してください。

※ LooksRareで売買したNFTでも[OpenSea Storefront]と表示されてしまう場合、解決策はManifoldのようなサービスでスマートコントラクトを移行する必要があるそうです。
LooksRareでクリエイターとしてNFTを出品するには?
LooksRareでは現時点でオリジナルのNFTコレクションをミントする機能はありません。
ただ、開発者向けのページには、以下のような記載があります。
we expect to launch a collection creation system at some point later on.
出典:docs.looksrare.org
今後、どこかのタイミングでコレクション作成システムを立ち上げる予定です。
現時点では、あくまで既存のNFTコレクションの2次流通の場所ということを理解しておきましょう。
まとめ
今回はNFTマーケットプレイスである「LooksRare(ルックスレア)」について、特徴から始め方までまるっと解説してきました。
中央集権的なOpenSeaの対抗馬として、コミュニティ重視の分散運営で注目を集めるLooksRare。
取引に対してトークンでの報酬を配るということで、後発ながらOpenSeaとの差を縮めています。
今のうちにLooksRareに触れておくことで、次のNFTブームの波に乗ることができます。
このチャンスを取りこぼさないためにも、仮想通貨取引所の口座開設しておきましょう。
おすすめの取引所は、アプリが使いやすいと評判のコインチェックです。
口座開設はもちろん無料なので、今すぐ口座を開設してNFTデビューしましょう。
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