【徹底ガイド】Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?

【徹底ガイド】Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">Binance初心者</span></strong>
Binance初心者

暗号資産取引所のBinanceで口座を開設してみたい。

だけど、海外口座は初めてなので不安…誰かやり方を教えて。

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

よし、今回はBinanceの口座開設方法について解説するぞ!

世界No.1の取引所

Binance(バイナンス)とは?

Binance(バイナンス)とは?

Binance(バイナンス)は、2017年に中国で設立された世界最大の仮想通貨取引所。

ユーザー数は世界で9,000万人、24時間の最大取引量は10兆円を超える圧倒的No.1の規模を誇っています。

取扱通貨数600以上
取引方法現物・レバレッジ・デリバティブなど
日本語対応
日本円取扱い△(クレジットカードのみ)

Binanceのサイトは日本語・日本円表記にも対応しており、カスタマーサポートもあるので、英語が苦手な方でも問題なく使えます。

Binance(バイナンス)はどんな会社が運営?

CZ
出典:Binance.com

Binanceは、中国・江蘇省生まれ、カナダ育ちのチャンポン・ジャオ氏によって創業。

エンジニアとして、証券所のシステム構築やソフトウェア開発を経て、2013年にビットコインの魅力に取り憑かれ暗号資産の道へ。

本社ケイマン諸島
創業者兼CEOチャンポン・ジャオ(通称:CZ)
従業員数4,425名
ユーザー数9,000万人以上
推定売上(2021年)$20 Billion(約2.7兆円)

さまざまな規制を乗り越え、数年で1日に10兆円以上を動かす世界一の暗号資産取引所に成長しました。

元々は香港やマルタなどにオフィスを構えていましたが、非中央集権のブロックチェーンらしく、本社を持たないのが理想と考えているようです。

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

だが、最近はドバイに本社を持つ噂も出てきているぞ。

Binance(バイナンス)で口座開設するメリット

Binance(バイナンス)で口座開設するメリット

Binanceで口座を開設するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

  • 取り扱い銘柄が豊富
  • 取引手数料が安い
  • 高い安全性と信用性

取り扱い銘柄が豊富

Binanceでは、600を超えるアルトコインを扱っているため、日本の取引所では売買ができないようなコインやトークンも簡単に購入することができます。

取り扱い銘柄は日々増え続けている一方で、CEOのCZ氏はインタビューでこう答えています。

これまで5,000件以上の取り扱い申請を受けたが、各コインの信頼性やユーザーベース、流動性の観点から判断し、そのうち3%しか受け入れていない

つまり、何でもかんでも上場させるのではなく、ユーザーにとってのメリットのある通貨のみを精査して上場しているということです。

さらに、必要であれば上場廃止も行なっているため、厳選された銘柄を安心して取引できるといえます。

取引手数料が安い

Binanceにおける取引手数料は0.1%〜となっています。

国内取引所の場合、売買手数料やスプレッドを合わせて3%ほどなので破格の安さといえます。

さらに、Binanceの独自通貨のBNBの保有量に応じて、手数料を下げることができるのも魅力です。

レベル30日の取引量 (BUSD) / BNB残高メイカー / テイカー
一般ユーザー1,000,000 BUSD以下 or 0 BNB以下0.1000% / 0.1000%
VIP 11,000,000 BUSD以上 & 25 BNB以上0.0900% / 0.1000%
VIP 25,000,000 BUSD以上 & 100 BNB以上0.0800% / 0.1000%
VIP 320,000,000 BUSD以上 & 250 BNB以上0.0700% / 0.1000%
VIP 4120,000,000 BUSD以上 & 500 BNB以上0.0200% / 0.0400%
VIP 5200,000,000 BUSD以上 & 1,000 BNB以上0.0200% / 0.0400%
VIP 6500,000,000 BUSD以上 & 1,750 BNB以上0.0200% / 0.0400%
VIP 71,000,000,000 BUSD以上 & 3,000 BNB以上0.0200% / 0.0400%
VIP 82,500,000,000 BUSD以上 & 4,500 BNB以上0.0200% / 0.0400%
VIP 95,000,000,000 BUSD以上 & 5,500 BNB以上0.0200% / 0.0400%

ちなみに、2022年7月時点で「手数料完全無料」に関する議論がされており、VIPに対する待遇をどうするかに焦点が当てられています。

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

近い将来、誰もが手数料なしで取引できるかもしれないぞ!

高い安全性と信用性

Binanceは世界一のユーザー数と取引高を誇るだけあって、セキュリティ対策にはかなり力を入れています。

ログインにはGoogle認証の2段階認証は必須。

それに加え、SMS・メール認証を組み合わせることでガチガチに固めることができます。

また、ログインに5回以上失敗するとアカウントを一時的にロックなどの対策もとられています。

資産を守るために必要な対策がしっかりしているので、安心して利用できますね。

Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?

Binance(バイナンス)の口座開設方法とは?

Binanceの口座開設の流れは、以下の3ステップのみです。

  1. メールアドレスとパスワードを登録
  2. KYC(本人確認)作業
  3. セキュリティ設定

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

画像付きで解説するので、一緒に口座開設をしよう!

メールアドレスとパスワードを登録

まずは、Binanceの公式サイトへアクセス。

Binance登録

[電話またはメールで登録します]をクリック。

Binance登録ボタン

[メールアドレス]と[最低8文字でパスワード]を入力し、[アカウント作成]をクリック。

Binanceアカウント作成

すると、登録したメールアドレス宛に英語のメールが届くので、記載の6桁の数字を30分以内に入力して[提出]をクリックしましょう。

Binanceメール認証

アカウントの作成はこれだけで完了です!

Binanceアカウント作成完了

ただし、KYC(本人確認)作業をしないと取引はできない状態になっています。

[今すぐ確認する]をクリックして、本人確認作業も進めていきましょう。

KYC(本人確認)作業

まずは[居住国の選択]でお住まいの国を選択して[次へ]をクリックします。

Binance居住国の選択

次に、[国籍]、[名前(名・姓の順)]、[誕生日]を入力して[はい]を選択します。

Binance個人情報

追加で[住所]と[郵便番号]を入力します。

Binance追加個人情報

すると選択した国籍ごとに有効なIDが表示されるので、お好きなものを選択しましょう。

Binance本人認証

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W3bly編集長

運転免許証がおすすめだぞ。

IDの表と裏の写真をそれぞれ撮影・アップロードすると、自撮り写真の撮影に移るので、指示通りにアップロードします。

Binance本人認証の流れ

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

撮影場所の明るさや手ブレに注意!

最後に、顔認証では[頷いてください][首を左右に振ってください]という指示が出るので、カメラに指示通りの動きを見せましょう。

Binance本人認証完了

[Verification Successful]というメールが来たらKYC作業は完了です。

「認証」の状態で十分取引できるレベルになります。

認証(Verified)認証プラス(Verified Plus)
KYC作業内容個人情報・ID・顔認証住所証明
法定通貨入金&出金制限$50,000/日$2,000,000/日
仮想通貨入金制限無制限無制限
仮想通貨出金制限8M BUSD/日8M BUSD/日
P2P取引制限無制限無制限
その他の機能LPD/OTCLPD/OTC/バイナンスカード

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

認証プラスは、住所付きの光熱費の請求書などを提出する必要があるぞ。

セキュリティ設定

最後に大切な資産を守るために、セキュリティ対策を設定していきましょう。

ログイン後、右上の人型アイコンから[セキュリティ]をクリック。

Binance メニュー

2段階認証のGoogle認証設定は最低限やっておきましょう。

Binance 2段階認証

Google認証では「Google Authentictor」アプリを利用するので、まずはスマホにアプリをインストールします。

Google Authenticator
Google Authenticator

インストールが完了したら、QRコードスキャンして認証させます。

Binance Google認証

QRコードの認証が完了したらバックアップキーを紙にメモしておきましょう。

Binance Google認証有効化

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

バックアップキーはスマホを紛失したときの復元に必要だぞ。

[コードを送信]をクリックし、自分のメールに送られた6桁のコード入力。

Google認証アプリに表示された6桁のコードも合わせて入力し、[提出]をクリックすれば完了です。

Binance 認証完了

以上で、Binanceの口座開設と基本設定は完了となります。お疲れ様でした!

Binance(バイナンス)での取引方法

Binance(バイナンス)での取引方法

Binanceの口座が開設できたら入金をしましょう。

取引をスタートするには、主に以下2パターンの入金方法があります。

  1. クレジットカードで直接購入
  2. 国内取引所から送金・コンバート

クレジットカードで直接購入

クレジット(デビット)カードであれば、実質的に日本円を使って仮想通貨を購入することができます。

まずは[左上の仮想通貨を購入(JPY)]→[クレジット/デビットカード]を選択します。

Binance フィアット

すると、以下のような画面が出てくるので、希望の金額と欲しい仮想通貨を選択します。

カードで日本円から直接購入できる通貨は以下の6つのみとなります。

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BNB(バイナンス)
  • XRP(リップル)
  • BUSD(バイナンスUSD)
  • USDT(テザー)

それ以外の通貨を買う場合は、USDTやBUSDを購入して、マーケットで交換する必要があります。

国内取引所から送金・コンバート

国内取引所からBinanceへ送金して、別の仮想通貨に交換したい場合は別の作業が必要になります。

まずは、日本の取引所からBTC、ETH、XRPなどのメジャーな通貨を購入。

[ウォレット]→[フィアットと現物]→[入金]→[仮想通貨を入金]の順に進み、入金するコインを選択します。

ここでは、送金手数料の安いXRPを例にします。

Binance 仮想通貨入金

入金するコインを[XRP]に設定、ネットワークも[XRP Ripple]に変更してください。

以下の画面が出たら[アドレス取得]をクリック、XRP専用アドレスとメモに表示された数字を国内取引所側へコピペして、Binanceへ送金します。

Binance XRPアドレス

しばらくして、Binance側のウォレットにXRPが着金したら[コンバート]を選択し、好きな通貨に交換しましょう。

XRPウォレット

希望の交換ペアと金額の注文が通れば、無事コンバート完了です。

Binanceコンバート

Binance(バイナンス)を利用する際の注意点

Binance(バイナンス)を利用する際の注意点

Binanceを利用する際の注意点は、以下の2点。

  • 日本円の直接入金ができない
  • 日本の金融庁に登録されていない

日本円の直接入金ができない

Binanceでは、日本円の銀行振込による直接の入金を受け付けていません。

厳密に言うと、P2Pというユーザー同士での取引では「銀行振込」や「LINE Pay」に対応していますが、詐欺のリスクもあるので注意が必要です。

日本円

ただし、VISA/MasterCardのクレジットカードを利用することで、実質的に日本円で仮想通貨を購入することができます。

※ カード手数料は10米ドル or 仮想通貨価格の3.5%どちらか高い方が請求されます。

Binanceカード購入

<strong><span class="sbd-text-bg-yellow">W3bly編集長</span></strong>
W3bly編集長

国内取引所から仮想通貨を送金して別の通貨に換えるほうが手数料はお得だぞ。

日本の金融庁に登録されていない

Binanceは、日本の金融庁における仮想通貨交換業者への登録がされていません。

日本語対応があるのは、「あくまで海外在住の日本語を話す人向け」とBinanceは公式に語っています。

そのため、日本での規制強化が行われると、利用できなくなるというリスクは頭に入れておく必要があります。

とはいえ、日本居住者が口座開設をしても罰則がある訳ではなく、トラブルがあった際はすべて自己責任になることを理解しておけば問題はないです。

むしろ、セキュリティ面では国内取引所より強固なので、その点では安心して利用できるはずです。

Binance(バイナンス)の利用についてよくある質問

Binance(バイナンス)の利用についてよくある質問

最後に、Binanceに関してよくある質問に答えておきます。

  • Binanceを日本から利用するのは違法?
  • Binanceの利用は危険?
  • Binanceを使っても税金はかかる?

Binanceを日本から利用するのは違法?

結論、違法ではありません。

ただし、日本では金融庁に登録された取引所のみを推奨しているため、無登録の取引所に対して警告を出すことはあります。

海外取引所を利用すること自体は禁止されておらず、違法性もないため、利用するユーザーが罰せられることはありません。

何か問題があった場合の対応が自己責任になるというだけなので、安心して利用してください。

Binanceの利用は危険?

Binanceのような海外取引所=危険という認識は間違いです。

詐欺やハッキングのリスクは、日本の取引所でも同様にゼロではありません。

とはいえ、海外取引所を使うには自己防衛が基本となります。

正しい情報をもとに口座開設、取引所のセキュリティ設定は万全にして、取引することをおすすめします。

Binanceを使っても税金はかかる?

結論、Binanceなどの海外取引所を利用しても、利益が出れば所得税などの税金が課されます。

所得税法では、日本に住所がある場合、国内・国外を問わず生じた所得(利益)すべてが税金の対象になることが規定されています。

確定申告が必要になってくるので、仮想通貨に詳しい税理士など専門家に相談しましょう。

まとめ

ということで、この記事ではBinance(バイナンス)の口座開設から基本情報まで解説してきました。

Binanceの強みは、豊富な取扱い銘柄・手数料の安さ・圧倒的な取引高による約定のしやすさと言えるでしょう。

そして、世界中のマネーが集まるがゆえに、セキュリティや使いやすさへの投資も積極的に行われています。

Binanceの口座開設は無料、1分もあればアカウントは作れるので、まずは口座開設を済ませておきましょう!

世界No.1の取引所

世界No.1の取引所で、快適な仮想通貨ライフを送っていきましょう!

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